24週からサポートを続けた妊婦さんの出産体験

【産後の喜び・エクササイズの成果】

妊娠24週からトレーニング指導をしていた方が無事に出産されたという知らせを受け、許可を得て赤ちゃんに会いに行きました。
出産から2週間ほど経過しているその赤ちゃんを目の前に、生命力の力強さを身に染みて感じました。

妊娠中、自宅でのセルフエクササイズやマッサージを取り入れて、身体の調整に努めてこられました。
お話を聞いて、特に印象に残ったのは、出産時の身体の使い方に関する言葉でした。
ご自身で、陣痛時にどのように身体を使うかをしっかりコントロールできていたということです。

⚪︎自分の感覚を大切にすることの重要性

陣痛の際、いきむタイミングで腹筋の使い方や足の押し方、リラックスするタイミングでは呼吸を意識することを実践していたそうです。その時その時に合わせた身体の使い方ができていたように思います!

お話を聞いていて、指導のバランスがうまくいったという振り返りにもなりました。

指導は、
・教えすぎず
・その方の感覚を大切にし
・より楽な身体の使い方を探し出せるよう

サポートすることを意識していました。

過剰に指示を与えることなく、その人の身体と心がどのように感じているのかを大切にする。
そうすることで、妊娠中や出産時に自分自身で柔軟に対応できる力が育まれていくと信じて指導していました。

⚪︎産後の自己コントロールと指導のバランス

もちろん、手取り足取り教えることが必要な場面もありますが、そのバランスが非常に重要です。
過剰な指導が時には逆効果になり得ることもあります。
例えば、スポーツの世界でも、過剰な指導を受けることで、選手が監督やコーチの目を気にしすぎて自分で考える力が育たなくなってしまうことがあります。
自分で考え、身体を使う力を育てることが大切だと考えています。

私が関わる時間は、24時間のうちのほんの1時間弱。
そのわずかな時間だけでできることは限られていますが、その時間を有効に活用するためには
ヒントを与え
その後の時間でご本人が自分で考え、身体を調整していくことが大切だと感じています。

このようなアプローチが
妊婦さんが自分の感覚を信じて出産に臨むための力となり
より多くの方々が自分自身の身体に自信を持って出産に臨めるようになることを願っています。

⚪︎今後の目標

手取り足取り指導することも大切ですが、その一方で、自己調整能力を育むことの重要性を再認識しました。

これからもサポートを続けていき、よりご自身で答えを導き出せるよう指導していきます。
もっと多くの方が、自分の力で身体をコントロールし、自信を持って出産に臨むことができればいいなと思いました。

改めて本当におめでとうございます。
これからも心と身体を大切に
素晴らしい育児ライフを送ってください。

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